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レクリエ日記(仮)

こどもが大好きで、こどもと遊ぶことを通して彼らの「生きていく強さ」を育てたい『こども王子/こどもの笑顔クリエイター』、 「ベジ」こと浅野暁彦のブログです。

代々木〈らい〉おっと! その10 (最終話)

前回はこちら。

 

 

recrea.hatenablog.com

 

---

 

 

「(肩車が怖くていやなら)おんぶしたげよっか?」と聞くも、

 

ブンブン (((`・ω・´) 三 (`・ω・´)))

 

と首を横に振る來樹くん。

 

残り少ない体力を気力でカバーして歩く!

(ていうかどんどんテンション上がって元気になってった気がする。)

 

…そしてついに!

スタート地点のお店にたどり着きました!

 

ちなみに、コンサル会参加者の皆さんがいたのが窓際の席だったので、

外から來樹くんを『高い高い』してアピールしたんだけど

いっこうに皆に気づかれなかったのであきらめて普通に店に入りました。笑

 

 

ベジ「ただいまもどりましたー!( ´ ▽ ` )ノ」

 

みんな「おお〜♪ (=´∀`) (´∀`=)」

 

 

とみなさん笑顔で迎えてくれて、ぼくはなんか「マラソン走りきった感」がありました。

來樹くんががんばったことをはやく自慢(?)したかったし、ぼくもハイになってた。

 

かたや來樹くんの、

待ちに待った美紀さんの元に帰ってきたことで見せた「安堵感」。

甘えたり、泣いたりせず、ただゆる〜っと脱力してリラックスした感じだったのが印象的でした。 

 

 

そしてぼくらが戻ってきたことで、そのお店での会はいったんお開きに。

 

その後、

渋谷のとある素敵なお部屋でのお泊まり会(宿泊は男子禁制、來樹くんは除く)に移行することになっていました。

ちなみにぼくは(女性のみの会という趣旨だから)泊まりはNGだけど、

みんなでいっしょにごはんを食べよう、と。

 

來樹くんとぼくは結局銭湯どころではなくふたりともドロッドロに汗をかいていてベッタベタだったので、

美紀さんも一緒にタクシーに乗り、部屋に一番乗りしてぼくらがシャワーをつかわせてもらうことに。

 

ちなみに美紀さんはこの時、腰をたいそう痛めていたらしく、

 

「もともと銭湯行くつもりだったし、いいよー、ぼくが來樹くんといっしょにお風呂入るよー( ´ ▽ ` )ノ」ってことになり。

 

部屋についてちょっとくつろいで、

さあ、じゃあ、ざっ!とひとっぷろ浴びてさっぱりしよう〜♪と

來樹くんとふたりでお風呂へGO!!!

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

すると思うじゃん?

 

 

 

うん。あのね。

 

 

 

來樹くん、断固拒否、アンド号泣。

 

(´-`).。oO(これはもはやお約束なのか?そうなのか?

 

 

 

とりあえずすぐにいっしょに入るのは無理っぽいなー、ってことで

ぼくだけ入って。ちょっぱやであがって。

 

 

「ほーい、あがったよー。じゃあ來樹くん服脱いで〜( ´ ▽ ` )ノ」

 

 

脱がない。

 

 

要は、

「ママといっしょに入りたい。ママに風呂に入れてほしい!(´;ω;`) 」

ということなんね。

 

でも美紀さんは腰痛めてるから、來樹くん抱きかかえたりするのは無理。

 

後もつかえてるし、ということで美紀さんだけ先に入る。

(ドアの向こうで姿が見えなくなってしまうからすごくいやがって、これも相当大変だった)。

 

その間も來樹くんはずっと超絶号泣して嗚咽を爆発させていたわけだけど、

ぼくは昼間のリプレイで、叱りも、あやしもせず、

ただじっと「傍に居る」ということを続けていた。

 

しばらくして美紀さんあがり。

さて、どうやって來樹くんを風呂に入れるか。

 

状況はいっこうに変わらなかったので、

美紀さんから

「ベジさん、もう無理矢理でいいからいっちゃってください!」とGOサインが出て、

抱きかかえバスルームまで強制連行したのだけど、

喉がつぶれるんじゃないかと思うくらいの絶叫でこれまで以上の強烈な拒否反応を示される。

 

無理矢理に服を脱がそうとしたのだけど、

汗で服がからだにベッタリ、を通り越してバケツの水をかぶったかのようにビショビショで貼り付いてしまっててすごかった…!

 

 

最終的に、

 

・美紀さんがバスルームの横にいて來樹くんに声をかけて見守り、

・ぼくが彼を抱えて浴槽に入れたりからだを洗う

 

という案で双方の合意に達しました。

 

園で馴染みのある「キラキラ星」をみきさんとぼくふたりで歌ったりして、

來樹くんもちょっとずつ気持ちももちなおしてきて。

 

 

なんとか!

おふろミッションをコンプリートすることができました!!(´;ω;`) 

 

 

美紀さんに

 

「ベジさんこんなん(状況)、よく耐えられるね、すごいわあ…!(´-`)」って言われたけど、

 

ぼくいちおうプロなんでね、笑

「こどもと向きあう」ことにかけてはプライドというか、切実な想いがあるので…。

こどもを適当にあしらったり、軽く扱うことをしたくなくて、

それをつきつめてったら、ぼくの場合は結果こうなったという。

 

 

でもぼくは美紀さんもすごいなと思ってて(この時には言ってないけど)、

來樹くんに対して何かお願いする時、

 

「こうしてほしい。」とか

 

「美紀な、それいややねん。」とか

 

親の立場であろうと來樹くんを対等に扱って、

真っ向から本音を正直にぶつけてるのがぼくはすごくいいな、好きだなと思った。

 

「こうしなさい!」とか

 

「◯◯じゃないとダメでしょ!」とか

 

「正しさを押し付けること」は一度たりともなかった。

 

あと、

來樹くんが泣き止んだ後、

最後に

 

「大好きやで♡」

 

とちゃんと言葉にして伝えて、そしてぎゅーっと思い切りだきしめて、

全身で「好き」を伝えてるのが、すごく好きだなあ!と思った。

 

 

話は戻って、

お風呂あがってみたら、まあ〜それまでが嘘のようにご機嫌になって!笑

ぼくだけでなくみんなに遊んでもらって楽しそうにしていました。(๑′ᴗ‵๑)


そのあとお待ちかねのご飯になったんだけど、

 

まあ〜、ビールの美味いこと!!!笑

 

だいぶお酒がすすみました。笑 (๑´ڡ`๑)

 

その間も來樹くんは傍で見てて、

テーブルからもの落としそうになったのをハシっ!って押さえて阻止したのを

 

「ちょww ベジさん何今の超速い!!」

 

とか驚かれたけど、

ほら、やっぱ…

 

ぼくいちおうプロなんでね、笑

(↑言いたいだけ)

 

 

そんなこんなで夜もふけてきて、終電の時間があったから時計を気にしていたんだけど、

みのりさんから

 

「泊まりはNGって伝えてたけど、みんなにも聞いて『ベジさんだったら泊まっててもいいよ』ってなったからよかったら泊まってって!( ´ ▽ ` )ノ」

 

て言われて。

 

「まじでー!!」って超ありがたくてうれしかったけど、

ちっとやる仕事があったのでやはり終電で帰ることに。(´;ω;`) 

 

 ちなみに、

「リアル草食系男子」の他に、(わりと昔からそうなんだけど)

「女子会に呼ばれる系男子」も名乗っていこうとこのあたりで決めました。笑

 

 

さて、いよいよ帰るときになって、

一個だけ気がかりがあったんだけど。

 

前回の託児の帰りのときには來樹くん、泣いてしまってて。

↓ 

recrea.hatenablog.com

 

 

(´-`).。oO(今回はどうかなあ…? 

 

と内心ドキドキしてたんですね。

 

でも、

今回は、

 

 

笑顔でお見送りしてくれました!!

 

 

「またね!( ´ ▽ ` )ノ」ってハイタッチして。

 

 

彼をさんざん泣かせたし、追いつめたし、

この日はほんとにめっちゃくちゃしんどくて(メンタル的に)、

どう捉えてもらえたんだろうって思ってたけど、

 

來樹くんが笑顔で見送ってくれるってことは

「そういうこと」なんだな、って。

 

安心したし、うれしかった。

よかったと思った。

 

 

そして部屋を出る時点では終電間に合うかほんっとにギリギリだったけど、

うれしくて超ダッシュしたらちょっと写真とるくらいには余裕で間に合い、笑

 

この日2回目かつ前回以上の「マラソン走りきった感」とともに、家路につきました。

 

…とさ!

(๑′ᴗ‵๑) 

 

 

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『代々木〈らい〉おっと! 』…
 
 
完!!!

代々木〈らい〉おっと! その9

前回はこちら

 
 
 
 
橋の上からは小さなステージが見えて、
そこではバンドがなんだかウキウキする音楽を演奏していました。
 

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來樹くんも気になったようで、しばし見入っていました。
 
 

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來樹くん「じーーーっ」
 
 
そのうち、ステージの向こう側にある出店が気になったらしく、
 
 
來樹くん「あそこ、行く!(`・ω・´)」
 
 
ということで歩道橋から下りてその店へ。
 
 
ジャークチキンがメインのジャマイカ料理のお店だったのですが、
 

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彼の気を惹いたのは料理…ではなく、

「車」とその「カラーリング」だった模様。笑

 
すわりこんで記念撮影。 
 
なんか食べたいかなあって思って、いちおう料理も見たんだけど、
來樹くん、「うーん(´・ω・`)」って感じ(どれも辛そうだったしな)。
でもこれのミニカーが売ってたらきっと買ってただろう。笑
 
カルピスウォーターをしこたま飲んでのどの渇きが癒えた後は、
どうやら甘いもののほうが食べたかったらしい。
 
「アイスとかき氷、どっちがいい?」って聞いたら
 
 
來樹くん「アイス!(`・ω・´)」
 
 
と即答。
あたりを探してみると、沖縄の素材を使ったジェラート屋さんを発見!\(・ᴗ・)/
 
來樹くん、メニュー表とにらめっこ。
フレーバーがいっぱいある中で紅芋を選び…
 

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おかいもの。

うん、できることは、自分でね。

店員さんもすごくやさしかった。(๑′ᴗ‵๑)

 

 

さっきの小さなステージの方に空いてるベンチを見つけ、

いざ、デザートタイムです。(๑´ڡ`๑)

 

 

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『…べじさんにはあげないよ?』笑

 

 

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完全に目に「力」が戻ってるね!( ´ ▽ ` )ノ

 

 

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これはちょっと入らないんじゃない?
(※がんばったけどやっぱり止められなかった。笑)

 

 

あっという間に平らげてしまいました。

(まあ、わかってた。笑)

 

 

そして來樹くん、

甘味もご堪能いただき、「くるしゅうない」といった感じのおくつろぎモードに。

 

 

そんな中、

聴き覚えのあるイントロが流れてきて『あれ…これって…?』って思ったら、
SOUNDCLOUDでお気に入りにしてた曲でした!

「NETWORKS」(ネットワークス)というバンド。

 

soundcloud.com

 

この曲、すごく好きなんです。

 

歩道橋の上から聴いてた他の知らない曲もどうりで「お、いいなあ」って思うわけだ、

とひとり納得してました。

 

來樹くんから目を離すわけにはいかないので、

すぐ傍に立ってステップを踏みながら少し踊りました。笑 


そこへ美紀さんから

「ベジさん、お疲れさまですー!ボチボチ終わります!」

 

とメッセージが!

來樹くんはもう泣きはしなかったけど、早く美紀さんに会わせたげたいと思って、
美紀さんの待つお店へ戻ることにしました。


もう薄暗くなってきた、昼間来た道をそのまま逆に戻る。
早く戻りたい…はずだけど、

來樹さん、足取りがちょっと重い…?

ちょいちょい、立ち止まるように。

 

今日は体力、だいぶというか、かなり使ってるからね…(;´Д`)〜3

 

 

「肩車したげようかー?」と聞くと「(´・ω・`)?」という顔をするので、

「肩車ってね、こうやってベジさんの肩の上にまたがってね…」って説明したんだけど、

 

 

來樹くん、断固拒否。

 

 

肩車はみんな好きなんだと思ってたけど、高いとこがやなのかな?

 (※放課後等デイではやってないです。まあ、危険が伴うからねえ。)

 

無理強いはよくないので

 

「じゃあ元居たとこまで歩けるー?」と聞くと、

 

 

「來樹、歩く!(`・ω・´)」

 

 

と頼もしいお返事!(•̀ᴗ•́)و ̑̑

 

 

その後は立ち止まることなく、

 

手をつないで、

 

歩道橋を超え、

 

長い坂を下り、

 

信号を越えて…

 

 

ついに、美紀さんが待つお店までたどり着きました…!!

( •̀ㅂ•́)و

 

 

次回、最終回!?(たぶん!)

つづく!!

代々木〈らい〉おっと! その8

前回はこちら

 

 

recrea.hatenablog.com

 

---

 

「号泣リターンズ」からの展開はことのほか早かった。

 

それまで「ママが傍にいない」という現実を受け入れたくないがために、

(もちろん意識してそうしていたわけではなく、そうすることしかできなかったのだが、)

頑に無言と、そして泣き叫ぶことで「バリアー」を張っていた來樹くん。

 

 

が。

 

 

泣き止んでからは、

 

ことばが届く。

 

スッ、と入る。

 

会話のキャッチボールが弾む。

 

 

「遊びに行く」ことについて、どうするか聞くと、

 

 

來樹くん「いく!(`・ω・´)」

 

 

ということで、

晴れて、代々木公園へ向かうことになりました!!!

 

 

ここまで長かった…!!!(´;ω;`) 

 

 

あとね、まじめな話、

炎天下で滝のような汗をかきながらあらんかぎりの力でもって号泣してたので、

電池切れでいったん寝てはいるものの、体力的なことと熱中症なんかを心配してたのですよ。

 

彼にとにかく早く水分をとらせたかったんだけど、

ずっと立ち止まってたあたりにはコンビニも自販機もなくて、

カフェは見えてたけどコーヒー紅茶はカフェイン入ってるし(まあジュースかなんかはあったかもしれんけど)

どうすっかな〜と考えてた。


出発当初と比べると、動き的にHPが明らかに減ってるんだけど、

 

 

「(どこか知らんけど目的地に、)行く!(`・ω・´)」

 

 

という強い意志がその眼に感じられたので、

 

ぼくも『よし、行ける!(•̀ᴗ•́)』と思い、再出発!!

 

気持ち、声も張り気味で、

 

「お祭り、何があるかな〜!( ´ ▽ ` )ノ」

「楽しみだね〜!( ´ ▽ ` )ノ」

「あ!太鼓の音が聴こえてきたよ〜!( ´ ▽ ` )ノ」

 

など矢継ぎ早に声をかけ、息つく暇を与えない(笑)ようにして、

早歩きで代々木公園へと向かいました。

 

そして到着!

 

思った以上に賑わっていて、

ぼくも來樹くんも「ふわぁ〜!!」ってなった。

 

明らかにテンションが上がり、ぼくに小石を投げつけたりしてキャッキャと声を上げて遊ぶ來樹くん。

 

『よかった〜 (; ´ ▽ ` )ー3』

 

と内心ホッと胸をなでおろし、まずは飲み物を買うことに。

 

出店をいくつか見て回り、自分でほしいのを選んで

美紀さんから預かっていたお金を渡し、カルピスウォーターを買った來樹くん。

ぼくはミネラルウォーターを買い、歩道橋の階段に腰を下ろしてようやくの水分補給。

 

來樹くん「あけて!(`・ω・´)」

 

ペットボトルのキャップを開けられなかったのをぼくが開けたげたのだけど、

次の瞬間奪い取るようにして、両手で持ってゴクゴク飲んでいた。

 

『おお!いい飲みっぷりだねえ、いっぱい汗かいて、喉渇いてたもんね〜(´ー`)』

 

なんて思いながらぼくもミネラルウォーターを5口くらい飲んで一息ついたんだけど…

 

來樹くん「ゴク!ゴク!ゴク! (;`・ω・´)」

 

 (´-`).。oO(うん…?

 

來樹くん「ゴク!ゴク!ゴク!ゴク! (;`・ω・´)」

 

(;´-`).。oO(え…?

 

 

來樹くん「ゴク!ゴク!ゴク!ゴク!ゴク!ゴク!(;`・ω・´)」

 

 

ベジ「ちょ、ちょーっと待って待って待って!(;´Д`)」

 

一息もつかずに飲み続けてるから、いったん落ち着かせるのにペットボトルを取り上げようとしたんだけど、

來樹くん、すごい力と執念で絶対に離そうとしない!

 

『あ、これ無理なやつだ…!(´-`)』と思い、ぼくが手を離したんだけど、

 

結局、

 

500mlペットを一気飲みしてしまった…!!!

『いくらなんでも、どんだけ喉渇いてたんだよ…!!』
『ていうかそんなに飲んでだいじょうぶかよ…!!?』

 

ぼくの心配などどこ吹く風。

夕暮れ前で少し涼しくなった風に吹かれ、すっきりした顔をしている來樹くん。

明らかに減っていたHPは、明らかに回復していました。

 

 

進撃の(小さな)巨人がついに息を吹き返したのです…!

 

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歩道橋の壁の向こうを見やる超小型巨人(?)は次に何を狙う…!?

 

 

つづく!

代々木〈らい〉おっと! その7

前回はこちら

 

 

recrea.hatenablog.com

 

 ---

 

來樹くんが気を失うように眠りに落ちて小一時間。

いかな2歳児とはいえ、ずっと抱えたままだとだんだん腕や尻がしびれてくるので、

(エスカレーターの手すりのようなベンチで、そもそも長時間座る想定をされていないだろうからあたりまえといえばあたりまえだが)

あたかも太極拳のようなスローモーションで「そう〜っ」と体勢を変えていたら、

眠りが浅くなっているタイミングだったのか、ふいに

 

 

來樹くん「……? ㍕(´~ヾ)㍕」

 

 

と、目をこすりながら起きてしまった…!!!

 

 

さっきまでの状態が状態だっただけに、

 

 

『さあ、どうくる……!?(;´Д`)』

 

 

ドキドキしつつも、なるだけ平静をよそおって

 

「ん、起きたん?(´ー` )(内心:汗)」 

と聞いてみる。

 

 

來樹くん、ぼう〜っとして、

あたりを見回したり、いろいろ思い出してる風…

 

時間にして15秒かそこらだったろうが、今振り返ってみると、

そのシーンには、あの有名な小坊主のアレがぴったりだと思った。

 

 

 

ポク、ポク、ポク、ポク…(木魚)

 

 

ぼく『ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…』

 

 

チーン!

 

 

 

…そして 

 

 

 

号泣、再び。(´;ω;`) 

 

 

 

『き、来たーー!!!(;´Д`)』

と思いはしたものの、

 

ぼくも一度ハラくくってたのですぐに落ち着きを取り戻し、

 

 

『しゃー!何度でも来いやぁー!!( •̀ㅂ•́)و』

 

 

と真っ向から対峙する構えになれた。

 

 

…でね、

 

もちろん彼にとっては、ママに会えないのって「悲劇」であり「絶望」だから、

相変わらず滝のような汗をかきつつ嗚咽まじりで絶叫し続けてたんだけどね…

 

 

今度はね…

 

 

ひとりで泣き止むの、さっきよりもすごく早かったんですよ!!!

 

つっても10分くらいは泣いてたと思うけど、それでも

 

すごい成長じゃないですか!?

 

 

ほんでね、

その日それ以降、ぼくと二人で外におる間、ママがいないことで彼が泣くことはなかったんですよ!!

 

 

もっかい言うよ?

すごい成長じゃないですか!?

 

 

男子三日会わざればナントカ、って言うけど、この人は

 

たったの1時間でこれだぜ?

 

 

たぶんね、

ほんと、ぼくの主観でしかないけどね、

 

寂しさも悲しさも辛さも、全部味わいきったんだと思う。

「大好きなママが傍にいない」という認めがたい「現実」を、しっかり受け入れることができたんだと思う。

 

そんでもって、「乗り越えた」んだと思う。

 

 

やった!

 

やったよ!!(´;ω;`) 

 

 

 

そしてこっからはもう、今までなんだったんだよ、ってくらい展開が早かった!

 

 

つづく!( ´ ▽ ` )ノ

代々木〈らい〉おっと! その6

前回はこちら

recrea.hatenablog.com

 

 

事件が、起こりました。

 

そしてこの日、ぼくの「闘い」はここから始まる。

 

  

 

來樹くん「…ママのところ、行く!(´;ω;`) 」

 

 

 

 

あるだろうなとは思ってた。

最初から乗り気じゃなかったし、ぐずってたし。

 

予想はしてたけど、

覚悟もしてたけど、

ただ、想像以上にしんどかった。

 

 

美紀さんはコンサル会のことを「おしごとやねん」と來樹くんに伝えていたからぼくも

 

「來樹くん、ママね、おしごとなんだ。だから、戻っても一緒には遊べんよ。」

と伝えるも…

 

 

「ママに会いたい!!!(´;ω;`) 」

 

からの、

 

号 泣 。

 

 

まあ、大人の都合なんて関係ないよね。

彼は「ママに会いたい」んだもん。

ただそれだけだもん。

 

 

この日、

ぼくには決めていたことがあった。

(美紀さんにも伝えていなかった)

 

 

それは、

 

 

彼が、お母さんといないことでさみしくなってどんなに泣きわめいたとしても、

 

 

絶対に

 

「嘘をつかない」ことと、

 

「逃げない」こと。

 

そして

 

自分ひとりで乗り越える経験をしてもらう、ということ。

 

 

 

彼を適当な嘘で騙したり、モノで釣ったり、

彼の「ほんとうにほしいもの」から気をそらしてごまかしたりはしない、ということ。

 

彼の「行動」に異を唱えても、「感情」は否定しない、認める、

こども扱いせず同じ目線で「ひとりの人間」として向き合う/対峙するということ。

 

傍にいて、寄り添い、応援はするが、力は貸さない。

「こうしてみな?」と道を指し示しもしない。手を引きもしない。

ひとりで闘わせて、ひとりで決めさせ、ひとりで乗り越えさせるということ。

 

 

「…なにそれ重い」って?

 

言われてもしゃあないと思う。

フツーに、ジョーシキ的に考えたらね。

 

別に美紀さんから頼まれたわけではない。

でも絶対に、「意味も、意義も、ある」という確信があった。

そして何よりぼくがそうしたかった。

好きな人には、大切な人には、そう接したい。

ぼくはこどもが好き。

だから「そうする」と決めていた。

 

ただの「託児」で終わるのではなく、

いっしょにいられる限られた時間の中で、

できる限りの「子育て」をすると決めていた。

 

血のつながりも、何の関係もなくとも、

「こどもと向き合って、彼らの生きる力を育てたい」。

前からずうっと思ってきたことだからだ。

 

 

「こどもには親が必要」ってのは、確かにそうなんだけど、

それが表現として核心を突いているかというと、そうでもないと思う。

 

イッパンテキには「母親と父親がふたりで育てるべき」とか、言うのかもしれないけど、

ほんとにそうか?って思う。

 

だいじなのは、

こどもに対して届ける愛情の「総量」や「濃度」、「多様性」なんじゃないだろうか。

 

条件的に何不自由無く育っても、他人を愛せない人なんてくさるほどいるし、

実の両親がいない環境で育っても、他者への愛に満ち溢れる人もいる。

 

だから、

もう一歩踏み込んだ言い方をすると、

 

こどもには「親」が必要なのではなく、

「『親のように』傍に立って見守ってあげられる人」が 必要なのだと思う。

それを実践している人たちの属性として「親」という関係性の人が多い、ってだけのことだと思う。 

 

 

話を元に戻そう。

 

 

來樹くんがママに会いたくてさみしくて、歩道に座り込み、泣き出してしまった。

それはもう「ギャン泣き」というレベルを超えて、嗚咽だった。
ぼくはこどもが号泣する様は(見ててつらいけど)見慣れてはいるものの、


『食べたものどころか魂まで吐き出してしまうんじゃないか?』

 

と一瞬不安になるくらいの様子だった。

 


ただでさえ炎天下で汗をかいていたのに、
全身からさらに滝のような汗を流していた。

声も、涙も、絶望も、彼の中のありとあらゆるものを出しきろうとしているようだった。

 

そしてすごいのは、彼はそれを30分以上も続けていたことだ。

 

見てるこっちまで胃が痛くなってきそうだった。

ていうか、痛くなった。

 

『俺のエゴで、自己満足のためにいたずらにこどもを苦しめて、これで本当にいいんだろうか?ていうかこれは虐待じゃないのか?』

ぐるぐると、自問自答した。

 

でも、思った。

『たぶん俺はまた「正解」に、「正しさ」にすがろうとしてるだけだ。』と。

そして、

『俺はこの人に強くなってほしいし、それで笑ってほしいだけだ。それは、間違いない。』

と思った。

 

ここでぼくが自意識に音を上げて、折れてしまったら意味がない。

意味がないどころか、彼は無駄に長時間、死ぬほどつらい状況に放置されただけになる。
そして「泣いたら助けてもらえた→泣けば、どうにかしてもらえる」なんてカンチガイを刷り込んでしまったら、

彼の「生きる力」を奪うことになる。


ぼくは、ハラを決めた。
そして、『つらいけど、その悲しみをとことん感じきれ!!』と思っていた。

 


『あなたが世界で一番大好きなママと離ればなれでいなければならない状況が、
  きっとこの先たくさんある。いやになるほどある。
  その時必ずしも助けてくれる人がいるとは限らない。
  ひとりで立ち上がって、ひとりで乗り越える、自分自身の力で乗り越えられるんだということを、
  今、経験しておこう。そしてそれを、覚えておこう。』

そう思った。

 

彼が泣き始める前から、

あれこれ遊んでなかなか進まないから代々木公園に行くことはぼくの中でもはやマストではなくなっていたけど、
この時点で完全にどうでもよくなった。


今日一番大事なのは「今ここ」だと。

「どれだけ時間がかかってもいい、彼が『ここ』を乗り越えることができたらそれが今日のゴールだ」と思った。



いっこうに泣き止む気配のない彼を抱きしめようとした。


→拒まれた。

 

 

じゃあ、抱きしめるのがだめなら、手をつなごう。

 

→振り払われた。

 


ぼくの身勝手な愛情表現だ、受け入れられなくてもしかたがない。



いくら事実で、適切な表現であったとしても「今はママと会えない」ということを、

2歳の泣いているこどもに言葉での説明で理解してもらえるとは思えなかった。

だから、態度で示すことにした。

 

 

 

『俺はあなたが今感じている悲しみを癒すことはできない。けど、絶対にあなたを見放さない。』

 

『俺はあなたを信じてるよ。』

 

『あなたはだいじょうぶだよ。』

 

心の中で念じた。

 

特に、

 

『あなたはだいじょうぶ。』

 

を繰り返し繰り返し、念じた。

 

泣き止みそうになってはまたぶり返す、を繰り返す彼を、からだに触れずにひたすら見守った。

 


しだいに、嗚咽も収まってきた。

 

そんな状況で(これは不謹慎というか失礼なのかもしれないけど)、

流れる汗も涙もそのままに、どこか宙の一点を「クッ」と見つめながら悲しさに耐えている様を見ていたのだけど、

その横顔が、とても「美しい」と思った。


ひとりの「人」が、全力で困難に立ち向かって、乗り越えようとしている姿は、

大袈裟に言うと神々しく、正直ぼくは見惚れてしまっていた。


あまりに美しいその様をカメラにおさめたのだけど、
これは、お母さんの美紀さんにだけしか見せない。
ちいさなこどもでも、「男の子」は自分の泣いている顔は誰にでも見られたいものではないと思うから。


そうしているうちに彼は、姿勢を保っていられない様子で、フラフラし始めた。
眠たそうというよりも、電池切れで「気を失う」寸前という感じだった。



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歩道で座りこんだまま、地面に倒れそうになる頭を、手で支えた。



もう振り払われはしなかったので、そうっと抱え上げて、

眠りに落ちたまま時折小さくしゃくりあげる彼を、ベンチに座ってずっと抱いていた。 

 

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彼からしたらこの世の終わりのような気持ちだったことだろう。

だけど彼は意識を保っていられる限界を超えてまで、とうとう耐えきった。

 


「誰がなんと言おうと、この子は今日、世界で一番がんばった!!」

 

と誇らしげに世界中に言ってまわりたい、そんな気分だった。

 

小一時間くらいだっこをしたままベンチに座り、
彼を起こしてしまわないようできるかぎりじっと動かずにいて。

汗もかいたし、腕とお尻がしこたましびれたけど、

それも心地よいと思えるような、満たされた気持ちの中にいました。


 

つづく。

代々木〈らい〉おっと! その5

前回はこちら。

recrea.hatenablog.com

 

 

(代々木公園、といっても関西在住の來樹くんは知らないだろうから)

「大きな公園へ行く」と伝えて、それについては了承済みだったのだけど、

目当てのイベント『earth garden』が行われている代々木公園野外ステージ広場への道のりはこの時点で半分にも来ていません。

(ちなみにナイキストアの向かいあたり)

(さらにちなみに出発から1時間以上経過)

 

「ピック&ダッシュ」の次は、

延々と同じ場所をぐるぐる回る「無限ループ」が始まりました。笑

 

 

そして、不穏な空気が流れ始めたのもこのあたり。

 

 

お気に入りのミッキーバスを使って地面で遊びはじめたのはいいのだけど、

しばらくして飽きた?のか、何かを振り払おうとしているのか…

なにやら様子がおかしい。

 

來樹さん、ミッキーバスを置いたままその場を離れようとする。

うっかりでなく、わざと。

 

それでぼくもわざと、

 

「あれ、ミッキーバス忘れてるよー?」

 

と言ったのだが、きかない。手に取ろうとしない。

 

「來樹くん、それあなたの大事なやつだよね?」

 

頑に、きかない。

 

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近づこうともしない。

 

 

「來樹くんがそれ置いていくの、べじさんやだな。それで遊ぶのやめるのはいいから、持ってこう?」

 

長考の末、ミッキーバスの前に座りこみ、
じりじりと、じりじりとほんとうに少しずつ手を伸ばす。

 

 

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『ぴとっ。』 ミッキーバスに指が触れた瞬間。

 

 

 

「ありがとう!!!ちゃんと拾ってくれたね!!!えらいよ!!!(•̀ᴗ•́)و ̑̑」

 

 

おもきしおおげさに言って(←とっても大事だと思ってる)、

リュックにしまってまた代々木公園へ向かおうと促すんだけど…

 

 

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『公園に行きたくないわけじゃない。』

『でも、ここにいたいわけじゃない。』

『思いっきり遊びたいわけでもない。』

『自分でどうしていいかわからない。』

 

しばらく、ずうっとそんな風に見えていました。

 

 

ようやくこの場所から動いたかと思うと、こんどは歩道のベンチうしろにある植栽のあたりの虫たちが気になり。
そこに座り込んで、蟻が行く先を追いかけ、巣穴がいっぱいあることを教えてくれたりしました。

 

(´-`).。oO(う〜ん、気分的に、持ち直したかな?

 

そんなことを思っていた時…

 

  

事件は突然起こりました。

 

 

…つづく!!

代々木〈らい〉おっと! その4

前回はこちら。

recrea.hatenablog.com

 

 

暑い中汗ダラッダラになりながらも、

來樹くんの考案した「ピック&ダッシュ」なあそびはつづきます。

 

(この間、閣下は暑くて帽子を脱ぎ捨てそのまま置いてこうとワイルドすぎる一面をご開陳いただきあそばされましたのでしたので恐れ多くもご注意申し上げると、荒ぶりなさったので、これはもう被せるの無理と思ってリュックに納めたてまつりました(´-`)✧)

 

 

もうそのうち、

ベジが座る(ひっかかる)前から…

 

 

 

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ベンチから降りて… 「ダッ」

 

 

 

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「ひゃっはーーー!!\(^o^)/」

 

 

UNSTOPPABLEです。

もうどうにも止まりません。笑

 

 

 

と思いきや、

急に植栽の葉っぱを物色し始めたり…

 

 

(´-`).。oO(目にうつるすべてのものがメッセージなのかなあ〜

 

 

 

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葉っぱをちぎって、くれました。

 

どこかへ行く切符かなあ?

 

 

 

つづく!