こどもから「◯◯って何?」と訊かれること、あるよね。
「なんで◯◯は〜〜なの?」も。
しかも次から次へと訊いてくるよね。
ネバーエンディングに思えるそれも、
終わらないなんてことはないから、(笑)
できる限り付き合ってあげてほしいんだけど。
今日は、質問への返し方の話。
ベジの場合、
「何だと思う?」「なんでだと思う?」と、
結構な頻度で返します。
その質問の目的が(かまってほしい等の)コミュニケーション自体ではない場合、
その事柄に少なからず興味を持っているわけで、
これを学びにつなげないのはもったいないなあ、と思うわけです。
大人が答えを教えるのは簡単だけど、
こどもたちが教えてもらうだけじゃなくて、
じぶんで考えるクセをつけてもらえたらいいな、と思うので。
そんで、
考えても「えーわかんない」ってなって、いざ教える時も、
身近な例、特に「その子に関係のあること」で説明できるといいです。
ウィキペディアに書いてあるような詳しい解説は必要なくて。
こどもがその事柄を「じぶんに関係があること=じぶんごと」として捉えられるような説明がいいです。
ぼくが好きなので例を挙げると、
「なんでおひさまがでてるの?」
という質問に対して、
「あなたや草や木をあたためられるようにだよ」
と返すというもの。
↓
幼児が「なんで」と聞く時は、原因ではなくて目的が知りたいとき。「なんでお日様がでてるの?」には、「あなたや草や木をあたためられるようにだよ」とか、そういう答えに満足する。仕組みや原因を知りたくなるのは、もう少し年齢があがってかららしい。この間読んだシュタイナーの本に書いてあった。
— えり (@erizof) October 27, 2013
こちらは「幼児が知りたがっているのは目的の方だよ」って話なんだけど、
「じぶんごと」として説明する例としてもすばらしいなと思います。
(((o(*゚▽゚*)o)))
「じぶんごと」として捉えられるものは、
理解がしやすいということと、もうひとつ重要なのが
「頭に残りやすい」ということです。
じぶんに関係ないことって、すぐ忘れてしまいがちよね。
だって関係ないから。(笑)
関係のあること、さらに言うと「じぶんと深くつながりのあること」は忘れにくいし、
そこからさらに探求していきたくなるものです。
その積み重ねは当然、学力にも(いい意味で)影響してきます。
お子さんから、
「◯◯って何?」 「なんで◯◯は〜〜なの?」
と訊かれたら、ちょっと思い出してみてください。
(๑′ᴗ‵๑)