【神奈川県代表「ベジイみのり」対 奈良県代表Rくん】
みのりさんに体力を回復してもらうために自室に戻ってもらい、
リビングにはRくんとぼくだけになりました。
それはつまり…
そう、 1ON1 です。
前回の記事はこちら
リビングには、先日のわたり喫茶で使われていたポップアップサンシェード(中には寝袋)が広げられていて、フェスっぽかった。
「メインステージ」っぽい。
(オレンジと白のドーム型のやつがそれ)
実際、大半の時間を「メインステージ」付近で過ごしました。
(落ち着く感じだったのかなあ)
最初は座ったまま体の動きとか言葉とかまねっこして
笑い声もキャハハハだったのが、
だんだんゲラッゲラ、爆笑になってきて、
最終的には声にならないくらいに。笑
(みのりさん休んでたのにうるさくしてごめんね(´;ω;`) )
そうしてるうちにどんどん活発に動き出して…
(↑自分でスイッチを入れておきながら勝手なこと言ってサーセン)
ひとことで言うと
Rくんは、オフェンスの鬼でした。笑
息つく間なく攻め立ててくる。
メインステージを原型をとどめないほど変形させたり、
手に持ったミニカーを走らせる立体コースにしたり、
床シートをおもきし持ち上げて強制ゲレンデ状態にしたり
(天地創造を見るようだった…!)
寝袋の中に隠れたり、隠れさせられたり、ポイッて放り投げたり、
「どうしたらわくわくするか」探りながらありとあらゆることをやっていく。
行動だけでなく言葉もそう。
語彙は当然幼いなりに限られてはいるけど、
とにかくそのアウトプットの量がすごい。
ぼくなんか超見習わないといけない。
「これがしたい」
「これを、する」
「これは◯◯をしてるんだよ」
「自分はこうだよ」
「自分はこれを知ってるよ」
「自分は◯◯ができるんだよ」etc…
たくさん、教えてくれました。
言葉の、
いや、「気持ちそのもの」のシャワーを浴びたよう。
全部、受け止めた。
そう、
幼い子に対して
「ちがうよ」
「そうじゃないよ」
なんてことは言わなくていい。
否定の言葉は使わなくていい。
「ちがうよ」も「そうじゃないよ」も、
たとえ頭に浮かんだとしても、それを口まで持ってこなくていい。
「そうなの?」「そうなんだ?」
という問いかけでいい。
99%、「うん」って言ってくれるから。笑
彼らはオトナの正しさなんて求めてないから。
もう自分自身が「正解」であることを知ってるから。
他人もまた「正解」であることは、
この先、その相手と利益の相反する場面で覚えていけばいい。
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Rくんの嵐のようなオフェンスに耐えてこそいたが、
ベジは体力の消耗を隠しきれなくなっていた。
『くっ…このままではまずい…!(;´Д`)』
その時…
それまで微動だにしなかったあの部屋の戸が、ゆっくりと開きはじめたーー。
つづく!!!