無事、第一関門突破することができた「ベジイみのり」!( •̀ㅂ•́)و
前回
からの続きです。
前回書いた通り、
ぼくは、はじめましてのこどもと30秒〜1分もあればたいてい仲良くなれるのだけど
この日Rくんが声を出して笑ってくれるまでには4〜5分かかりました。
お母さんがお出かけしてしまう前に打ち解けられるか、正直ひやひやだった〜。笑
幼い子が初対面の人に警戒するのはあたりまえ。
だって知らない人なんだもん。
そりゃあ、こわい。
こどもに信頼してもらってないのに形だけ遊んでたって、
それは押しつけだし、大人の自己満足でしかない。
たとえこどもに笑顔が出てたとしても、いっしょに腹の底から笑うことまではできないはず。
ぼくはこどもの世話がしたいんじゃない。
そう、腹の底から笑わせたい。
だから、最初が一番大事。
とは言っても、決してむずかしいことではないと思うんです。
要は、こどもに
「ああ、この人は自分といっしょに遊びたい人、楽しみたい人なんだな」
と認識してもらえばいい。
あとはその子とただ楽しめばいいだけ。
かんたん。超シンプル。
(体力は要るけどね!笑)
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お母さんがお出かけした後、
みのりさんがハンドミルで豆ガリガリしてコーヒーを淹れてくれた。
とてもおいしかった!
しかし…
ゲームはもう始まっている。
今は「試合中」なのだ。
1杯のコーヒーをゆっくりと堪能する時間など与えてもらえるはずがない。
なぜなら相手は2歳児だからだ。
3口目あたりで、
「こっち来て!(`•͈ω•͈´)」とお呼びがかかる。笑
しかし2歳児すごいなあとあらためて思ったのは、
自分で遊びを思いつく発想力もなんだけど、
発想の、その「瞬発力」がすごい。
遊んでて、自分でつくったルールや設定が、
次の瞬間には変わってるんだぜ。
すげえよ。
朝会議で言ってたことが夕方180°変わってる上司とか目じゃねえ。
みのりさんもぼくも追っかけるのでせいいっぱい。
そんな中ー、
実はみのりさんは当日、体調があまり優れなくて。
ずっと笑顔をたやさないでいたけれど、ちょっとしんどそうだったので
おれいるし、すこし横になってたらー?と促し、
自分の部屋で休んでてもらうことにした。
その時ぼくはこう思っていました。
足手まといになるからかって…?
ちがう、逆だぜ…!
目の前のこの強敵を相手に、この試合に勝つためにはみのりさんの力が必要なんだ…!
前半はおれひとりでなんとか凌いでみせる…!
だから今はみのりさんは体力の回復に専念してくれ…!
( •̀ㅂ•́)و
(※実際には言ってません)
静かな決意をアイコンタクトで互いに交わし、
静かに自室の戸を閉めるみのりさん。
静かに息を吸い、深く吐きだすベジ。
静かな部屋でRくんと、ふたりきりに。
そしてベジの闘いはここから始まるーー
つづく!