レクリエ日記(仮)

こどもが大好きで、いっしょに遊び楽しむことを通してこどもの「生きていく強さ」を育てたい『こども王子/こどもの笑顔クリエイター』、 「ベジ」こと浅野暁彦のブログです。(できる時に、更新。)

たたかれてもたたかわない

マジビンタをくらいました。

とても痛かったとです…

ベジです…ベジです…(←古い)

 

ステディな関係の女の子にひどい仕打ちをしたから…
ではなくて。

 

今日は放課後等デイサービスの出勤日で、

自閉症(と呼ばれる症状の方と付き合うようになって久しいですが、いまだにわからないことはたくさんあります)のお子さんからひさしぶりにいいやつをちょうだいしました。

 

来所時うがい手洗いの際、うがい薬を用意してあるのですが、その子が水だけで済まそうとしたので

「うがい薬を使って?」とうながしたところ、ストレスを感じているジェスチャーを見せたものの、

紙コップにうがい薬を入れてくれたので「お、やってくれるんだな」と思ったら次の瞬間…

断固拒否モードのスイッチがON!

 

紙コップをひっくり返して水バシャー!からの、メガネの上から振り下ろし気味のマジビンタをくらいました。

(メガネかけていない人はご存知ないかもしれませんが、メガネの上から顔打つとマジで痛いんです)

 

当然ですがそれに対して手を上げることなどせず、じっとその子の目をみつめたところ、

泣きながら追い討ちをかけるようにさらに2発、左右両頬にビンタされました。

手首のスナップが利いていて、これまた痛かったです。

 

と、ここでお話ししたいのは

 

「片頬すら打たれていないのに自ら両頬を差し出した」ベジは聖人か?

ということではもちろんなく…

 

 

「手を上げてしまった」ことはもちろんよくないのですが、ぼくがその子に「そうさせてしまった」ということ。

その子の感情表現を軽くみて、追いつめてしまったぼくに問題があった、ということです。

 

かれらは「やってしまった」瞬間、既に罪悪感を感じています。

でもパニックになっていて、感情のコントロールがききません。

 

ぼくはそういう時、その子のことを抱きしめてあげるのですが、

今回もそれで少し落ち着いてくれました。

(あ、年頃の女の子にはしませんよ。念のため)

 

やってはいけないことだと口で言うのは簡単ですが

それを「わかってもらう」のはとてもむずかしいんですよね。

 

その子には後でちゃんとあやまりました。

 

 

ぼくはこんなことがあってもこどもが好きだなと思います。

(というか痛い思いでいえば、こんなのまだまだ序の口です)

遊びたいし、泣かせた分次はそれ取り返すくらい笑わせたいと思っています。

 

recrea.hatenablog.com

 
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