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レクリエ日記(仮)

こどもが大好きで、こどもと遊ぶことを通して彼らの「生きていく強さ」を育てたい『こども王子/こどもの笑顔クリエイター』、 「ベジ」こと浅野暁彦のブログです。

「あなたは、だいじょうぶ。」 ~あなたに捧ぐ、ぼくの大マジなおまじない

先日「卒業」した放課後等デイサービスの最終出勤日の帰りの会

少し時間をとっていただき、こども達に挨拶をさせてもらったのだけど、

当日利用でない子たちには直接挨拶ができないままになってしまった。

 

何度か顔を出してこどもたち全員に挨拶させてほしい旨を社長に伝えたのだけど、

「学校の先生だって最終出勤日の一回だけだよ?」とのことで残念ながら却下されてしまった。

 

じゃあ、個別に手紙は?と食い下がるも「それもおかしい。」とのことで、

最終的に「みんなに宛てた手紙を事業所室内の壁に掲示するとかだったらOK」ということになった。


最終出勤日のみんなへの挨拶では、

言いたいことがたくさんあったはずだったけど、

ちょっと胸がいっぱいになってしまって、

後になってから『ああ、あれ言いたかったなあ』ということも出てきて。

 

『じゃあ今度こそ余すことなく全部書き連ねて伝えよう!』とも思ったけど、

それやると多分ネバーエンディングストーリーになりそうだし、

そもそもだけど、文字が読めない子もいる。

それでも気持ちは伝えたいし、

「しょうがない」とあきらめたくなくて。

『どうしたらいいかなあ』って、考えた。

 

そして、

ポスターみたいな感じで、絵をつかった「メッセージボード」を作ることにした。

その際、いくつか決めていたことがあった。

 

・ぼくの似顔絵を描いて、パッと見てぼくからのメッセージであるとわかること。

 

・メッセージはシンプルに「ひとこと」。

(ただし、そこに「その言葉」以外の「想い」も乗っけたい。)

 

・文字が読めない子でもイメージで受け取ってもらえるよう、絵を描く。

 

・メッセージボードに細工を施しこどもたちが「遊べる」ようにすること。

 

こんなところ。

 

 

さて、一番重要な「ひとこと」は、なんにしようかと考えた。

 

 


「みんなありがとう」?

→実際思ってるし、最終出勤日の挨拶でもそう伝えた。けど、そこから続いていく「広がり」がほしい。

 

 

「みんなだいすき」?

→これも同じく伝えたけど、一番伝えたい、教えたい、心に残っていてほしいだいじなことかと言うと、はてな?マーク。



「さよなら、またね」?

→わかりやすい挨拶ではあるけど、ぼくの伝えたい「想い」ではない。

 


で。

 


実は少し前から口にしていた、すごくしっくりくるキーワードが既にあって。

僕は(こどもたちを含む)目の前の好きな人達に伝えたいことがいくつもあるけど、
それらは突きつめていくと、ひとことになる。

記事タイトルの

 

 

「あなたは、だいじょうぶ。」

 

 

という、ひとこと。

 

 

なにか問題をかかえても、壁にぶちあたっても、

つらくても、苦しくても、悲しくても…

あなたがあなたを認める、許す、信じるだけでよくて、

どうしたって、どうなったって、だいじょうぶなのだということ。

 

 

そしてこれは自分自身へのメッセージでもある。

ぼくが一番言われたい「安心する」、「安定する」ことば。

 

自分がつかみとった「ほんとうのこと」を、「こたえ」を。

この安心感を、共有したい。

 

そう思って、ここ最近はことあるごとに人に「だいじょうぶだよ」って伝えていた。

 

この時も(心の中でだったけど)そう。

recrea.hatenablog.com

 


それで、

『やっぱこれだなあ』って思って、決めた。

 

そして、

そこへ人に、こどもたちに伝えたい、いろんな想いを乗っけていった。

 


人はみんな、

つまり「あなた」は…

 

 

「ダイヤモンド」のように美しく、貴重な存在だということ。

 


損得感情なく他人に差し出せる「やさしい」心、そして
何をしたっていいし、どこへでも行ける「自由」を持っている。

 


ひとりひとりが違うけれども、

皆同じように喜び笑い、傷つき悲しむという点で変わりはない、他の人と「いっしょ」だということ。

つらい時があっても決してひとりきりじゃない、助けてくれて、「いっしょ」にいてくれる人がいるということ。

 


この広い「宇宙」(=全)のほんの一部(=個)でありながら、

宇宙と同様に無限の広がり/可能性を持っているということ。

 


そして、

あなたのまなざしやことば、一挙手一投足に、

生きているそのぬくもりに他者と関わる意味があるのだということ、

あなたの存在が「愛」そのものなのだということ。

 

「だから、『だいじょうぶ』なんだよ。」ということ。

 

 

想いを「キーワード」と、それを表す「イラスト/ピクトグラム」に込めていった。


そしてそれらを「遊べる」ようにするために試行錯誤。

 

結果、大きさをB4サイズに決め、

厚みのある画用紙を使って部分的に切り欠き、

手で「しかけ」を動かせるようにした。

 

 

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メッセージボードを裏から見た状態

(糸は、可動部の脱落防止のため。まあ、すぐひきちぎられると思うけど笑)

 

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しかけ部分アップ 

(スムーズに横スライドするようボール紙を細く切りレールにした)

 

 

そして完成(ほぼ)したのがこちら。

 

 

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「あなたは、…!」 

 

各段のイラスト部分を横にひっぱると…

 

 

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「あなたは、だいじょうぶ!」

 

 

デザインとか仕上げはつたなくて正直、胸を張って見せられるようなレベルじゃないけど、

そこはあんまり重要じゃない。

 

これは芸術作品ではなくて、「手紙」だから。

届くか、伝わるか、どうかだ。

そして手紙に必要なのは、「気持ち」だ。

 

「気持ち」は、しっかり込めた。そこだけはめちゃめちゃ胸を張れる。

 

だからきっと、だいじょうぶ。

きっと、届くはず。伝わるはず。

 

だいじょうぶ!(๑′ᴗ‵๑)