『北風と太陽』ってあるよね。イソップ寓話の。
北風と太陽が力比べをすることになり「どちらが旅人の上着を脱がせることができるか」で勝負した、ってやつ。
この話は「力があっても強引なだけではうまくいかない。優しく、そして気長に待たないと。」的な教訓として語られることが多いように思う。
ぼくも思ってた。
けれどふと
『教訓としてはいいんだけど、でもそれは本質じゃないな』と、
「本質」好きなベジは思いました。
じゃあ何かというと、
これを教訓とするならばその本質は、
相手のあることで
【相手の行動を、コントロールしようとしているか/相手に委ねているか】
です。
絶対的な上下関係であっても、
下側の者がその立ち位置自体を受け入れていたとしても、
人は、誰かにコントロールされることに対して反発心を覚えるものです。
(当然だけど、コントロールされたがってる人は別ね)
こどもを頭ごなしに叱ったり命令したところで、すぐにいうこときかんでしょう?
あたりまえじゃん。
じぶんの選択肢を一切認めてくれない「いうことをききなさい!」なんて言葉には、
説得力なんてないもの。
でも大人って結構、それやっちゃう。余裕なくてね。
こどもは、というか人は。
じぶんで選びたいのですよ。(全てに背くのではなく、ね)
それをちゃんと意識して、相手に選択の自由を委ねる形にしたら反応が見違えるようになりますよー。
(※つっても相手からの信用がちゃんとあるのが前提ね!)
こどもがいうこときかんで困ってる親御さんたちに覚えておいてほしいです。
(๑′ᴗ‵๑)
P.S. ①
この記事読んでいいなと思ってもらえたら、こっちも読んでほしいなあ。
↓
P.S. ②
この話と別で、北風の方が勝つエピソードもあるんだけど、
あんまり知られてないのと、教訓としては別ものになるから割愛しました〜