『じぶんはほんとうにダメだな、取るに足らないちっぽけな存在だな』って、
消えてしまいたくなるような時は、
誰かに助けてほしくなるものだから、
もちろん人に助けを求めたっていいんだけど、
じぶんに助けを求めて、じぶんでじぶんを助けることだってできる。
支えることができる。
超人でなくたって、強くなくたってできる。
「強くなろうとした」じぶんがいれば。
過去、毎瞬間の岐路で
覚悟を決めたじぶんが
不確かな方を選びとったじぶんが
恐怖を乗り越えないまでも、
恐怖を抱えたまま一歩先の世界に飛び込んだじぶんが
今のじぶんを支えてくれる。
この世に完全無欠の強い人なんていない。
「じぶんは弱い」って、(卑下するんじゃなく)じぶんで認めることができて、
人の力を借りながらだろうが、何度でも何度でも立ち上がれるのがほんとうの強さだと思う。
(アンパンマンだって、頭を焼くジャムおじさんがいなかったら、サポートするバタコさんがいなかったら、皆を癒すチーズがいなかったら、そのヒーロー活動はすぐに終わりを迎えてしまう。)
この先もう二度とじぶんを責めないことや決して倒れないことを目指すんじゃなく、
じぶんを責めることがあってもいい、
何度倒れたっていいから、
その度に何度でも立ち上がれるじぶんになることを目指そう。