今日はこどもへの「躾け」の話を。
何度注意してもこどもが言うことをきいてくれない。
同じ失敗を何度もする。
どうしてうちの子はわからないんだろう?
そんな風に思うこと、ありませんか?
たぶん、いっぱいありますよね。(笑)
でも、こどもが「失敗」してしまうことの原因が、実は大人の方にあるとしたら…?
「◯◯しちゃダメ!」
「△△しないように気をつけて!」
「ああ!それじゃ◇◇しちゃうでしょ!」
はっきり言って、これらの注意はほとんど意味がありません。
なぜなら、
「否定」の形でこどもに指示をしても、
かれらは「成功した状態」についてのイマジネーションが膨らまない…どころかそのイメージ自体ができないからです。
むしろ、上に挙げた「◯◯/△△/◇◇」に入る「間違った/失敗した状態」のイメージに引っ張られて、結果、失敗してしまいます。
では、どうしたらいいか?
「成功した状態」について簡潔かつ具体的にイメージさせてあげたらいいんです。
たとえば
「走っちゃダメ!」ではなく「ゆっくり歩いてね」。
「ぶつからないよう気をつけて!」でなく「ドアの前でいったん止まって!」
「そんな持ち方してたらこぼしちゃうでしょ!」ではなく「両手でしっかり持ってみようね」。
かくいうぼくも、完璧にできているわけじゃありません。
「◯◯しちゃダメ!」という否定の類いの指示は、大人からすると圧倒的に「楽」なんですよね。
「成功した状態」についてのイメージが、とっさに言葉にできないときもよくあります。
ただ、
「◯◯しちゃダメ!」もコトバとして正しいし、間違いじゃないけど、こどもにより「伝わる」のは…?
だまされたと思って、試してみてください。
P.S.
こちらも試してみてね!笑
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