レクリエ日記(仮)

こどもが大好きで、こどもと遊ぶことを通して彼らの「生きていく強さ」を育てたい『こども王子/こどもの笑顔クリエイター』、 「ベジ」こと浅野暁彦のブログです。

キセキの軌跡 〜ぼくらがタイへ旅に出た理由 【DAY 4】

前回はこちら!

↓ 

recrea.hatenablog.com

 

 

2016年12月22日(木)(チェンライ3日目)

 

前の夜はドキドキわくわくして寝つけなかったけど、

一日の疲れとアルコールも手伝って、いつのまにか眠りに落ちていた。

 

朝。

 

運命の朝。

 

ドキドキはおさまっていた。

ただ、「なにか」は違っていた。

醒めてはいたが、冷めてはいなかった。

 

みんなへのおはようのその後に、

すぐカレン語の問題を出す。

 

みな即答&正解!

完璧!!

(๑ÒㅅÓ)ノ

 

空は快晴、風は軟風。

運命の風車は、カラカラとよく回りそうだ。

 

軽く朝食をすませ、まずはトランポリンを取りに、さくら寮へ。 

 

 

昨日は色とりどりの歓声に溢れていた空間。 

一夜明けガランとしたホールに足音が響く。

 

お茶をいただき三輪さんと少しお話をして。

 

各自トランポリンを担ぎ、バイクに跨った。

 

さくら寮のスタッフの皆さんに見送られ、一路マリーの元へ! 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その1

 

 

基本的に、移動はベジぱーにゃ組が後からついてく感じで、

前日もさくら寮に向かう時に思ってたんだけど…

これ、後ろからだと「シェ〜!」に見えるんだよね笑

 

 

細い路地から大通りへ出て、ぼくらはその道のりを順調に進んで言った。

 

なんだけど…

さくら寮を出た後から。


『いよいよだ』と思ったからだろう。

 ドキドキが、遅れて息をふき返した。

 

なのに、わくわくはどこかへ行ったまま戻ってこない。

ぼくの胸のドラムが熱演していたのは、ヘヴィメタどころじゃなかった。

 

運転しながら、何度も何度も吐きそうになった。 

理由はわかっていた。

 

ここまで導かれてきた「奇跡」。

それが途切れてしまったら…?

 

『もしもマリーがいなかったら…?』

 

想像したくないのに浮かんでくるイメージに何度も襲われた。

 

ぱーにゃに、だいじょうぶ?と訊かれて

「だいじょうぶ!えづいてるだけだから」と答えたが、

「マリーはいるって信じてる、信じたい、でも…やっぱりもしかしたらって想像しちゃって、怖いよね」と正直なきもちも口にした。

 

ひたすらまっすぐ進むルートの国道は、よかったかもしれない。

ずっと前に、前にと意識を向けて、マリーと会えたその時を想像して、

『だいじょうぶ、だいじょうぶ。』 と自分に繰り返し言い聞かせた。

 

そして、

「あの」“Long neck Karen”の道案内看板が見えた。

 

大通りから、マリーの村へと向かう路地に入る。

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その2

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その3

 

 

到着前、ぱーにゃが神業を編み出した。

「すごいよ!全員写せた!!」

 

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その4

 

 

そして…到着。

 

ぱーにゃ「到〜…着!」(「蒸〜着!」風に?) 

 

ドキドキしながらも、ワクワクが勝ってる。

ここまで来てぼくの「覚悟」は決まっていた。

 

 

さあ、行こう!!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その5(村に到着)

 

 

いざ、村の入場受付へ!

 

「(トランポリン見て)なんだそれはって言われるかもしれないけど、何言われても笑顔でいたらいいよ」と舞さん。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その6(村の入場受付にて)

 

「ボスに確認するからちょっと待て」と言われたけど、

この時にはもうだいじょうぶだって自信があった。 

自分に言い聞かせないでも「だいじょうぶ」だと思っていた。 

 

ボスへの確認の結果…


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] マリーの村へ!その7(トランポリン持込許可は…?)

 

 

無事に受付を通過!!

外階段を降り、各集落(村)へ。

 

改めて説明すると、

“Longneck Karen Village”として呼ばれるこの「施設」は、

正式名称を「Union of Hill Tribe Villages & Longneck Karen」と言う。

 

タイ周辺の山岳少数民族が政情不安などで難民としてタイに入ったものの、

タイ国内で自由に居住することを許されず、こういった施設に「押し込められている」。

こういった場所はチェンライやチェンマイなどに複数あり、

この歪な場所のことを「人間動物園」と呼ぶ人もいる。

 

ここには5つの民族ー

アカ族、ヤオ族、ラフ族、カヤウ族。

そして施設の「目玉」としてカレン族(首長族)が暮らしているらしかった。

各村の「観覧」順路を書いた看板があり、最後にカレン族の村にたどり着くようになっていた。 

 

あくまでも目的地は「マリー」であり「彼女の笑顔」なんだけど、

(前日さくら寮でもそうしたように)せっかく持ってきたのだから各集落を周ってトランポリンを出そう!という計画だった。

 

最初は、アカ族の村!!


黒地に鮮やかな縁取りの服、そして仏塔のようなボリュームで鈴がついて賑やかな帽子をかぶったおばあちゃんたち(それもかなり高齢)が多い。

 

こどもたちをいっぱい笑わせたい、って思ってたんだけど、

こどもどころか若い人がほとんどいなかった。

   
でもまあ、とりあえずトランポリン出してみよう!

と、住居の間にある空きスペースで平坦なところを探し、ガチャガチャ組み立てを始めた。

おばあちゃんズは「なんだなんだ?」という感じで、

でもぼくらの「待っててよぉ〜!【いいもの】作っちゃうかんね〜♪」って、

楽しげにしてるの見てて伝わったのだろう、興味深そうに見ていた。

 

おじいちゃんは多分、この村の長老さん。

とても朗らかな方だった。

 

 

設営完了し、「こうやって遊ぶんだよ!」って舞さんが跳んで見せた。

 

おばあちゃんズから「おぉ〜!」と歓声が漏れる。

  
「よし、じゃあやろう♪」と身振り手振りで誘うも、

「いやいやいや、あたしらもうばあちゃんだからさあ〜、なあ?◯◯のおばあ?笑」みたいに遠慮する。


そんな中。

 

ひとりのおばあちゃんが、

「じゃあアタシがやる!!」とばかりにトランポリンの方へ進み出てきた!

 

にわかに盛り上がるぼくらとおばあちゃんズ!

 

おばあちゃんに無理させてケガはさせたくない。

手を引き、支え、慎重にトランポリンの上へ。

 

ぽよんぽよん、と

 

こわくないことを確かめるように、控えめに跳んで…

 

ぼくは『いいよいいよお、自分の跳び方でね〜』なんて思ってたら…

 

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] アカ族の集落にて その1

 

 

 

「オラアーーーーーーーーーッ!!!!」

 

おばあちゃん、叫んだ!!!笑
   
 

このおばあちゃんの様子を見て、

ここから「アタシも!」「じゃあアタシもやるよぉ〜!」と、次々に希望者が続いた。

 

脚腰が心配そうなおばあちゃんは、トランポリンの上に立つのでなく、お尻をつけて座ってもらった。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] アカ族の集落にて その2

 

ぽよんぽよんしながら、思わず腕を挙げて踊り出すおばあちゃん♪ 

 

いっしょに跳ぶのを、舞さんからぱーにゃにバトンタッチ。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] アカ族の集落にて その3

 

みんなどんどん大胆に、自由に楽しもうとしてた。

「アタシもう一回!」と、何度も跳ぶおばあちゃんもいた。

 

そんな中、後から「観光客」がやってきた。

アカ族のみんながわらわらと、大きな屋根がある東屋?に集まっていった。

見てたらすぐわかったんだけど、

要は「観光施設」なので、客が来たら「歓迎」するための「仕事」があるのだ。

彼らが作った伝統工芸品の販促は彼らにとっての限られた収入源なのでそれは別だろうが、

どうやらアカ族の歌と踊りで客の「歓迎」を「しなければならない」ようだった。

 

それは、

長老やおばあちゃんたちは笑顔で賑やかに盛り上げているけど、

先ほどまでは少し柔らかな表情を見せていた数少ない20〜30代らしきママさんの

「無表情」を見て、「やらされている」と。

やはりそうなんだろうな、と思った。

 

中国人や西洋人がそれぞれグループで来ては彼らに対して歌と踊りを見せ、

それが済むとトランポリンのところに戻ってきて遊ぶ、というのを何度か繰り返した。

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] アカ族の集落にて その4

 

あ、撮影係だったわんわんと、ベジも跳んだよ! 

ぼくは座って跳ぶおばあちゃんが手を挙げ踊る様が沖縄のそれに見えてて、

覚えてるかけ声を言ってみた!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] アカ族の集落にて その5

 

 

そろそろやりたい人はみんなやったかなあ、みんな満足してくれたかなあ、と思ってた頃。

 

あるおばあちゃんがこれ以上ないくらいにご機嫌で、

もともと皺だらけの顔を、さらにしわくちゃにしながら、

トランポリンを降りても

「アーッハッハッハッ!あああ〜、楽しかったあ〜〜…」と笑っていて。

 

ぼくらはそれを「うんうん…!」ってうれしく見ていた。

 

おばあちゃん、ひとしきり笑って、それがおさまった次の瞬間。

 

「はぁ〜〜〜…。」

 

と微かな長いため息をつくと同時に彼女の頬に、

 

すぅーーっ、と

 

ひとすじの涙が流れた。

 

 

それを見た次の瞬間、

 

ぼくは、泣いた。

 

きづいたら

 

みんなも泣いていた。

 

誰一人なんにも言葉を発することができずに、

 

みんな、いっしょに、ただただ、泣いていた。

 

その時にぼくの中で湧き上がった感情は、

あまりにも衝撃的で、でも痛くはなくて、おっきくて、ぬくもりがあって…

んと…。

 

未だにうまく形容する自信がないんだけど、

後からこうやって思い返してみて、その「状況」について説明すると。

 

たぶん、あのおばあちゃんは、あんなに楽しかったのは、もんのすごく久しぶりだったのかなあ、と思った。

 

そんでおばあちゃん、もう、胸がいっぱいになっちゃったんだろうね。

 

嬉しくて。

 

楽しすぎて。

 

満たされて。

 

「それ」が心という器の容量を超えて溢れちゃったんだろうね。

 

きっと、とどめようがなく「溢れ出たもの」を目の当たりにして、

 

ぼくの胸からも、いろんなものがこみ上げてきて、

みんなもきっとそうで、きづいたら、溢れ出していた。

 

劇的ではなく淡々と、しかしあんなに、たぶん…「生」そのものを感じ、

そして共有した「美しい」光景は、そうあるものではないと思っている。

 

あの時の光景を、ぼくはきっと忘れることができないと思う。

 

 

それで、ひとしきり泣いて、

おさまってきたけどまだ余韻が残ってて。

 

「はじめ(の村)っからこんなんで俺たち、マリーんとこ行っちゃってだいじょうぶかなあ?」

 

って、

泣きながら、せいいっぱい笑いながら、みんなに聞いた。

 

別に「だいじょうぶでしょ」って答えてほしかったわけじゃなくて、

「これは、この感動は…やばいね」ってことを言いたかった。

 

 

そして、アカ族の村を後にした。

 

都度バラして組み直すのも大変だねということで、

トランポリンはそのまま担いで持っていくことに。

 

坂を登り、次の村へ行くと、人が少なかった。

ここで出してもな…?と、そのまた次の村へ。今度は人自体がいなかった。

 

また次の村、と思ったけど道を迷ったりして、

みんなで話し合った結果、このままカレン族の村へ行くことになった。

 

4人で担いでもさすがに重くて、何度かトランポリンを地面に降ろして配置を交代したりしつつ…

ぼくらはついにカレン族の村にたどり着いた。

 

いよいよだ。

 

よし、行こう。

 

舞さんが「うん、ここ、ここだ」と確かめるように言う。

 

首長族の村もまた女性が多かった。

挨拶をすると、淡々と返してくれるが、中には返してくれない人もいた。

 

黙々と機織りをするその女の子の前を通り過ぎた時、

 

「この子、マリーかも?似てるきがするなあ〜。でも…違うかも…?」

 

舞さんが言った。

 

そこは通路でトランポリンを広げられないし、とりあえず「学校」や広いスペースのある、村の中心部の方へ進むことにした。

 

「先客」はおらず、カレン族の女性がそれぞれの家で民芸品を作ったりしていた。

 

大人と同じように民族衣装に身を包んだ小さな女の子がいた。

彼女たちに話しかけて見た。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その1

 

 

けど…ぜんぜん通じない!!泣

あんなにがんばって覚えたのに…!

 

んで、

この子ね、動画で見ると確かに笑ってるんだけど、

実際は、「笑うように言われてるから」笑ってる。

自然にじゃなくて「笑わされてる」ように感じた。

 

言葉が通じないながらも、意思疎通を試みる。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その2

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その3

 

それでも少しずつ慣れてくれて、この子は一緒に遊んでくれた。

 

これはなかなかいい顔だね!

 

 

そうしてしばらくこの子と遊んでいたら、 

ここでこどもたちにタイ語を教えている、2年前に舞さんが会った先生(英語が通じる)が、こどもたち数人と戻ってきた。

舞さんが「Do you remember me?」と尋ねると、「Yes!」としっかり覚えていて、

二人抱き合ってた。

 

こどもたちのことを紹介しくれて、ぼくらも自己紹介した。 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その4(2年前会ったタイ語の先生がいた!)

 

そしてぼくらを学校(教室)の中に招き入れてくれた。

 

ドキドキしながら、みんなで近くに座って。

ぼくが舞さんの著書を持ってきてたので、それを見せながら舞さんが、今回来た理由を先生に伝える。

 

 

「あの時のこの子、マリーにクリスマスプレゼントでトランポリンをあげにここに来たの。マリーはいる?」

 

って、訊いた。

 

 

頼む、いてくれ!!!

 

お願い先生、「いる」って言って!!!

 

 

そして、先生の口から語られたのは…!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その5(先生にマリーのことを訊いてみたら…?)

 

 

 

 

 

 

「あぁ…。この子は今ここにいないの。ミャンマーにいて、年が明けたら戻ってくるわ。」

 

 

 

あまりにも、あっけなかった。

 

 

「マリーは、いない。」

 

 

マリーの元へ繋がっているはずだとずっと思っていた、

 

奇跡の連なりが、途切れてしまった。

 

誰かを想う純粋なきもちで行動すれば、

 

必ずたどり着く、そういう風になっているんだって信じていた「奇跡」は、

 

実にあっけなく、ぷっつりと途切れてしまった。

 

さっきまであった胸の高鳴りは、どこか遠くへ行ってしまい、

 

同時に胸の温度が、急速に下がっていくのを感じた。

 

しかたない。

 

しかたないことなんだけど、

 

しかたないよね、って言葉を発してしまうのはどうにも憚られた。

 

このあとぼくは

 

「ああ〜…そっかあ…。うわあ…そっかあ…」みたいなことを言ってたかな。

 

よく覚えていない。

 

どうしようもないけど、

それでも、マリーがこの村に帰ってきたら遊べるように、置いていこう。

せっかくだから、今いるこどもたちと遊んで帰ろうねってことになった。

 

この子たちと。 

  

 

きもちを切り替えて、

今目の前にいるこの子たちと遊んで、楽しませよう!と思った。

 

この旅の「ぼくら」の目的はマリーにトランポリンをプレゼントすることだったけど、

ぼく個人の目的もあって。

何かというと、ぼくには「確かめたいこと」があった。

 

「国が違って話す言葉が違っても、こどもを笑顔にすることができる」ということ。

 

放課後等デイサービスで、言葉を話せない子たちはいたし、

ぼくはその子たちのことも笑わせてきた。

 

だから「ぼくは、どんな子のことも笑顔にすることができる」ということを。

わかってたけど、日本だけでなく海外でもそうなのかって。

細かいこと言えば、台湾に行った時はちょっと英語使ってたし。

 

だから海外で言葉を介さないでも「それ」ができるのかって、

「実際に」確かめたかった。

 

その検証結果がこちらです。

 

ここからしばらくの間は、ベジの無双状態をご覧になりお楽しみください。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その6

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その7

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その8

 

 

教室で遊んだ後は外に出て…

トランポリンタイム!! 

 

あの子も、最初はこわがってたけど、跳んでくれた!

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その9

 

少し年上の子も。


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その10

 

おばあちゃんも!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その11

 

 

舞さんが、ふと、最初にきになった子がチラチラとこっちを見てることにきづいた。

 

声をかけ誘ってみるも、彼女は機織りを続けた。

 

それからも

こどもたちが入れ替わり立ち替わりで跳んでいた。

 

ぼくはこどもたちが飛び出してケガしないよう、

トランポリンのところについていたのだけど、

 

突然、

 

舞さんの明るい叫び声が村に響いた。

 

 

 

 

「マリー、いたーーーー!!!!」

 

 

 

…?

 

え?

 

 

意味がわからない。

 

舞さんのところへ駆けてった。

 

 


「マリーいたよー!マリーじゃなくてマニーだった!笑」

 

 

 

えーーーーーー!!!?笑

 

 

だってさっき先生が「いない」って…!

 

てか、先生、

なんでいないって言った?笑

(本の白黒でくっきりとは写っていない写真で、誰かと勘違いした?)
 

 

 

というわけで…

 

奇跡は!!

 

途切れてなかったよ!!!

 

 

舞さん、マリーもといマニーと念願の再会です!!!!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その12

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その13

 

 

「身元照会」が済み、座って落ち着いて話そう、

そしてここに来た理由を彼女に直接話そう、と。

 


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その14

 

トランポリン、最初やらないって言ってたけど、跳んでくれるって!!!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その15

 

 

ついに、マリーもといマニーが跳んでくれた!! 

 

 

感慨深かった。

 

笑ってくれてた!

 

ただ…

 

これはぼくの勝手な願望だったのだけど、

 

ぼくは

彼女の「弾けるような笑顔とこぼれるような笑い声」を期待してて。

 

そこまでではなかったことに、

嬉しい反面、少なからず落胆もあったのだった。

 

特に舞さんは…。

 

ぼくら以上であることは想像に難くなかった。

 

後でぱーにゃに聞いたんだけど、

「そこまで喜んでくれてなかったかな…いっそのこと、めちゃめちゃ喜んでくれてたアカ族にあげに行くか!」的なことを言ってたらしく、

「いやいやいや!ちょっと待っておちついてー!」とぱーにゃが止めたんだと。

 

2年越しで、会えるかどうかもわかんないけど

彼女にあげるために隣の国からトランポリン担いで、

バス乗り継いでやってきて、

いるとこわかんないからあちこち探して、見つけることができて、

いないと思ったら実はいて、しかもちゃんと自分のことを覚えてくれてて。

あの「弾けるような笑顔」を、もう一度彼女にプレゼントできる!って思ってたんだ。

無理もない。

 

きっと皆が胸に引っかかる想いを抱えたまま、目の前の子たちと遊んでた。 

 

ひとしきり遊んで、

じゃあトランポリンはプレゼントで置いていくけど、どこに置く?って先生に訊いて、

村の集会所のようなところに設置することに。

またみんなで担いで、そこまで持ってった。

 

そして、ぼくらみんなでトランポリンに寄せ書きをした。

 

ジャーン!!

 

 設置後も、みんなで引き続き遊んだ。笑


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その16

 

集会所の近所の人たちも来てくれた。

 

 

にゃんこも来てくれ…というか優雅な午睡。

 

そして。

個人的に、「この子」なんだけど。

 

最初に遊んでくれたこの子と、お姉ちゃん?と三人で遊んでいる時に、

 

この子が体勢を崩して、それを受け止めようと思ったけど間に合わなくて転んでしまい、

ぼくはこの子を泣かせてしまった。

 

だいぶ慣れてくれてたけど、お母さんのところに戻った後、

ぼくらと距離を置く感じになってしまった。

 

それで、上の写真のように遠巻きにまた距離を詰めていく感じに。

メモ帳に似顔絵を描いたら、照れながら、嬉しそうにしてくれた。

そこだけビリって破って、プレゼントした。

 

そうしてぼくらは、

やることやったので、そろそろ行きますかあ、という感じになって。

 

ぼくは最初に見た時から、

「不自然に笑わされている(ように見えた)」この子のことをおもきし爆笑させたかったのだけど、

結局、そこまでには至らなかった。

 

しかしそれによって、

この時ぼくの中に、この村をもう一度訪れる「理由」ができたのだった。

 

お別れをするのに、この子の近くに行って、

しゃがんで。

目を見て。

知ってるはずはないけど言葉に心がこもるようにと思って、あえて日本語で伝えた。

 

「また来るね。」

 

って。

 

荷物を持ち「順路」を出口に向け進む。

こどもたちがみんな手を振ってくれる。

ぼくらも何度も振り返り、手を振った。

 

歩いていくと集落の最後のあたりに、舞さんが知っている人がいた!


【FLY HIGH Vol.2】[DAY4] カレン族の集落にて その17

 

 

こうして、この旅の「メインイベント」は幕を閉じた。

 

予想だにしない「どんでん返し」と、

 

それに続く「淡々とした、ただの現実」をくらう展開に、

 

急激な感情の「アップダウン」を繰り返し。

 

それでも「たどり着き」、「やることをやりきった」という事実、

 

そしてうまく名前のつけられない様々な想いを残して。

 

ぼくらは、マニーの村を後にした。

 

 

※この日の、その後については随時追記していきます。