前回はこちら。
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recrea.hatenablog.com
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「(肩車が怖くていやなら)おんぶしたげよっか?」と聞くも、
ブンブン (((`・ω・´) 三 (`・ω・´)))
と首を横に振る來樹くん。
残り少ない体力を気力でカバーして歩く!
(ていうかどんどんテンション上がって元気になってった気がする。)
…そしてついに!
スタート地点のお店にたどり着きました!
ちなみに、コンサル会参加者の皆さんがいたのが窓際の席だったので、
外から來樹くんを『高い高い』してアピールしたんだけど
いっこうに皆に気づかれなかったのであきらめて普通に店に入りました。笑
ベジ「ただいまもどりましたー!( ´ ▽ ` )ノ」
みんな「おお〜♪ (=´∀`) (´∀`=)」
とみなさん笑顔で迎えてくれて、ぼくはなんか「マラソン走りきった感」がありました。
來樹くんががんばったことをはやく自慢(?)したかったし、ぼくもハイになってた。
かたや來樹くんの、
待ちに待った美紀さんの元に帰ってきたことで見せた「安堵感」。
甘えたり、泣いたりせず、ただゆる〜っと脱力してリラックスした感じだったのが印象的でした。
そしてぼくらが戻ってきたことで、そのお店での会はいったんお開きに。
その後、
渋谷のとある素敵なお部屋でのお泊まり会(宿泊は男子禁制、來樹くんは除く)に移行することになっていました。
ちなみにぼくは(女性のみの会という趣旨だから)泊まりはNGだけど、
みんなでいっしょにごはんを食べよう、と。
來樹くんとぼくは結局銭湯どころではなくふたりともドロッドロに汗をかいていてベッタベタだったので、
美紀さんも一緒にタクシーに乗り、部屋に一番乗りしてぼくらがシャワーをつかわせてもらうことに。
ちなみに美紀さんはこの時、腰をたいそう痛めていたらしく、
「もともと銭湯行くつもりだったし、いいよー、ぼくが來樹くんといっしょにお風呂入るよー( ´ ▽ ` )ノ」ってことになり。
部屋についてちょっとくつろいで、
さあ、じゃあ、ざっ!とひとっぷろ浴びてさっぱりしよう〜♪と
來樹くんとふたりでお風呂へGO!!!
…
……
すると思うじゃん?
うん。あのね。
來樹くん、断固拒否、アンド号泣。
(´-`).。oO(これはもはやお約束なのか?そうなのか?
とりあえずすぐにいっしょに入るのは無理っぽいなー、ってことで
ぼくだけ入って。ちょっぱやであがって。
「ほーい、あがったよー。じゃあ來樹くん服脱いで〜( ´ ▽ ` )ノ」
脱がない。
要は、
「ママといっしょに入りたい。ママに風呂に入れてほしい!(´;ω;`) 」
ということなんね。
でも美紀さんは腰痛めてるから、來樹くん抱きかかえたりするのは無理。
後もつかえてるし、ということで美紀さんだけ先に入る。
(ドアの向こうで姿が見えなくなってしまうからすごくいやがって、これも相当大変だった)。
その間も來樹くんはずっと超絶号泣して嗚咽を爆発させていたわけだけど、
ぼくは昼間のリプレイで、叱りも、あやしもせず、
ただじっと「傍に居る」ということを続けていた。
しばらくして美紀さんあがり。
さて、どうやって來樹くんを風呂に入れるか。
状況はいっこうに変わらなかったので、
美紀さんから
「ベジさん、もう無理矢理でいいからいっちゃってください!」とGOサインが出て、
抱きかかえバスルームまで強制連行したのだけど、
喉がつぶれるんじゃないかと思うくらいの絶叫でこれまで以上の強烈な拒否反応を示される。
無理矢理に服を脱がそうとしたのだけど、
汗で服がからだにベッタリ、を通り越してバケツの水をかぶったかのようにビショビショで貼り付いてしまっててすごかった…!
最終的に、
・美紀さんがバスルームの横にいて來樹くんに声をかけて見守り、
・ぼくが彼を抱えて浴槽に入れたりからだを洗う
という案で双方の合意に達しました。
園で馴染みのある「キラキラ星」をみきさんとぼくふたりで歌ったりして、
來樹くんもちょっとずつ気持ちももちなおしてきて。
なんとか!
おふろミッションをコンプリートすることができました!!(´;ω;`)
美紀さんに
「ベジさんこんなん(状況)、よく耐えられるね、すごいわあ…!(´-`)」って言われたけど、
ぼくいちおうプロなんでね、笑
「こどもと向きあう」ことにかけてはプライドというか、切実な想いがあるので…。
こどもを適当にあしらったり、軽く扱うことをしたくなくて、
それをつきつめてったら、ぼくの場合は結果こうなったという。
でもぼくは美紀さんもすごいなと思ってて(この時には言ってないけど)、
來樹くんに対して何かお願いする時、
「こうしてほしい。」とか
「美紀な、それいややねん。」とか
親の立場であろうと來樹くんを対等に扱って、
真っ向から本音を正直にぶつけてるのがぼくはすごくいいな、好きだなと思った。
「こうしなさい!」とか
「◯◯じゃないとダメでしょ!」とか
「正しさを押し付けること」は一度たりともなかった。
あと、
來樹くんが泣き止んだ後、
最後に
「大好きやで♡」
とちゃんと言葉にして伝えて、そしてぎゅーっと思い切りだきしめて、
全身で「好き」を伝えてるのが、すごく好きだなあ!と思った。
話は戻って、
お風呂あがってみたら、まあ〜それまでが嘘のようにご機嫌になって!笑
ぼくだけでなくみんなに遊んでもらって楽しそうにしていました。(๑′ᴗ‵๑)
そのあとお待ちかねのご飯になったんだけど、
まあ〜、ビールの美味いこと!!!笑
だいぶお酒がすすみました。笑 (๑´ڡ`๑)
その間も來樹くんは傍で見てて、
テーブルからもの落としそうになったのをハシっ!って押さえて阻止したのを
「ちょww ベジさん何今の超速い!!」
とか驚かれたけど、
ほら、やっぱ…
ぼくいちおうプロなんでね、笑
(↑言いたいだけ)
そんなこんなで夜もふけてきて、終電の時間があったから時計を気にしていたんだけど、
みのりさんから
「泊まりはNGって伝えてたけど、みんなにも聞いて『ベジさんだったら泊まっててもいいよ』ってなったからよかったら泊まってって!( ´ ▽ ` )ノ」
て言われて。
「まじでー!!」って超ありがたくてうれしかったけど、
ちっとやる仕事があったのでやはり終電で帰ることに。(´;ω;`)
ちなみに、
「リアル草食系男子」の他に、(わりと昔からそうなんだけど)
「女子会に呼ばれる系男子」も名乗っていこうとこのあたりで決めました。笑
さて、いよいよ帰るときになって、
一個だけ気がかりがあったんだけど。
前回の託児の帰りのときには來樹くん、泣いてしまってて。
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(´-`).。oO(今回はどうかなあ…?
と内心ドキドキしてたんですね。
でも、
今回は、
笑顔でお見送りしてくれました!!
「またね!( ´ ▽ ` )ノ」ってハイタッチして。
彼をさんざん泣かせたし、追いつめたし、
この日はほんとにめっちゃくちゃしんどくて(メンタル的に)、
どう捉えてもらえたんだろうって思ってたけど、
來樹くんが笑顔で見送ってくれるってことは
「そういうこと」なんだな、って。
安心したし、うれしかった。
よかったと思った。
そして部屋を出る時点では終電間に合うかほんっとにギリギリだったけど、
うれしくて超ダッシュしたらちょっと写真とるくらいには余裕で間に合い、笑
この日2回目かつ前回以上の「マラソン走りきった感」とともに、家路につきました。
…とさ!
(๑′ᴗ‵๑)
『代々木〈らい〉おっと! 』…
完!!!